育児

赤ちゃんの食物アレルギー予防法♡ママができる8つのこと

 

こんにちは!

助産師 さきさんです♪

 

今回は
食物アレルギーの予防法
お伝えしたいと思います。

アレルギーの赤ちゃんが
ひとりでも減ってほしいと願っているので

ちょっと長くなりますが、
お読みいただけたら嬉しいです。

 

まずは、
最新のアレルギーの考え方から
お話していきますねー!

 

どうして食物アレルギーになっちゃうの??

これまで食物アレルギーは、
原因になる食べ物を食べることによって
アレルギーがおこると考えられてきました。

ところが、
アレルギーがおこりやすい食べ物を
食べないようにしてもアレルギーになることがわかり

「あれ??アレルギーの原因って違うんじゃない??」
ということに。

 

そんな中、
やっと近年、正しい原因がわかってきました。

それが、
皮膚から先に食べ物成分が入ることでアレルギーがおこる

というものなんです!

 

これは、
どういうことかというと・・・

食べたことがない食べ物が
皮膚から入ってきてしまうと体がビックリして、

『なんか変なものが入ってきたぞー!!
これは敵だー!攻撃しろー!』

という反応をおこしてしまいます。

 

この反応がおこり
一度、敵だと覚えられてしまうと

次にその食べ物を食べたときも
『敵だー!!』と思われてしまって、
攻撃されてしまうようになる。

これが食物アレルギーの原因のひとつなんです!

 

特にたまごは
ふだんの食事によく使われる食材で

その成分がおうちの中に漂いやすく
赤ちゃんの皮膚から入るリスクが高くなります。

日本の食物アレルギーの60%はたまごが原因ともいわれているんですよ!

 

「アレルギーが心配な食べものは、離乳食を遅らせてもいいですよ」は大間違い!!

以前はこれが一般的な考えだったので、
今でも離乳食や育児の本に
こう書いてあるものを見かけます。

 

しかし、
食べるのを遅らせてしまうと
先に皮膚から入ってしまうリスクを
上げることになってしまうので、

むしろアレルギーの危険を
高めてしまうんです!!!

 

以上をふまえた上で、

ママができる
具体的なアレルギーの予防方法を8つ
ご紹介しますね♪

 

アレルギー予防の
具体的な方法について

①離乳食は遅らせない!!

皮膚から入る前に口から入れる!
つまり食べることが重要です。

今の時点で、早めに摂取することでアレルギーのリスクを下げることがわかっているのは、たまごとピーナッツです。

食べてオッケーな時期になったら、少しずつ食べさせていきましょう!

ただし、
離乳食がはじまると
下痢をしてしまうことがよくあります。

お腹がゆるい間は新しいものは試さずに、
体調が良い時にあげるようにしてくださいね。

 

②かといって、早くあげすぎない!!

皮膚から入る前に
食べさせればいいんでしょ?!
ということで、

できるだけ早く
食べさせたくなっちゃうかも
しれませんが、早すぎもNG。

生後4ヶ月未満の
腸が未熟なうちに食べさせてしまうと、
これまたアレルギーのリスクがあがってしまいます。

早すぎず、遅すぎず。
適度な時期に食べさせるのがポイントです!

 

でも離乳食って、
赤ちゃんによっては食べてくれなくて、

新しい食材がなかなか
進まないこともありますよね。

そんな時は、
次の予防法に力を入れていきましょう!!

 

③スキンケアをがんばる!

肌が荒れていると、
そこから食べ物成分が
入り込みやすくなってしまいます。

赤ちゃんのお肌は
産まれてすぐは皮脂が多いのですが、
3ヶ月頃からは逆に乾燥してきます。

乾燥は
湿疹や肌荒れの原因になってしまうので、

保湿に力を入れて肌荒れを予防し
皮膚のバリア機能を高めていきましょう。

 

超乾燥肌なうちのムスコの場合は
1日2回、朝起きた時とお風呂あがりに
ローションとワセリンを重ね塗りしていますよ♪

 

④肌荒れはスグ治す!

しかし赤ちゃんって
案外肌トラブルが多いもの。
そんな時は迷わず皮膚科に行きましょう。

皮膚科では、症状に応じて
ステロイドが処方されることがあります。

ステロイドに拒否感があるママさんが
たまにいらっしゃいますが、

アレルギー予防の観点から考えたら
必要時は絶対にステロイドを使った方がいいです!!

 

私自身、ステロイドなしの
スキンケアのみで様子を見てみたときは、
なかなかスッキリとは治りませんでした。

お薬ナシでは長引きます。
それどころか、
どんどん悪化してしまうことも。

 

肌荒れ期間が長くなるほど、
皮膚から食べ物成分が入り込んでしまう
危険性が増えてしまうので、

肌荒れは最短にとどめるのが
アレルギー予防のポイントです!!

 

それにはやっぱり、
ステロイドなんです。

肌荒れが酷くならないうちに皮膚科へ行き、

薬でサクッと治してから
スキンケアに本気を出してキレイ肌をキープする!

これが絶対にいいですよー!!

 

ステロイドは
塗りすぎは良くないし、

早くやめすぎても
湿疹がすぐに再発してしまったりします。

自己判断はせずに
塗る時期もやめる時期も、
必ず皮膚科の先生に判断してもらってくださいね。

 

⑤離乳食の前に、口のまわりをワセリン保護!

とはいえ、薬を塗っても
湿疹がなかなか良くならないこともありますよね。

特にほっぺたは乳児湿疹が出やすいですし、
口の周りはヨダレや離乳食かぶれをおこしやすいです。

離乳食を食べている時に、
口の周りについた食べものが
皮膚から入ってしまうこともあるので、

離乳食の前には
口のまわりにワセリンを塗って
保護をするようにするといいですよ!

 

ヨダレや水分と一緒に
アゴまで流れちゃうこともあるので、

私は口のまわりに&あごにも塗っています♪

 

 

⑥食物オイルは塗らない

最近ベビーマッサージが人気ですが、
使うオイルには要注意です!

ピーナッツオイル、アーモンドオイルが原因でアレルギーを発症した報告があります。

食物が原材料に入っているものを
皮膚に塗ることでも
アレルギーを起こすことがありますよー!

 

肌に塗るものには
食物成分が入っていないか
気にしてみてくださいね♪

 

⑦石鹸はよく洗い流す

石鹸に入っている界面活性剤が
肌についている状態では、

皮膚から食べ物成分が入ったときに
アレルギーをおこしやすくなります。

石鹸は十分に洗い流すようにしたり、
使うのは必要最低限にするのもいいですよ!

 

⑧食器は手洗いする

これだけは、
食物に対するものではなく

喘息や湿疹などのアレルギーリスクを
低くするというものですが、
簡単に取り入れられることなので
一緒に書かせていただきますね!

 

スウェーデンの論文では

食洗機を使っている家と手洗いの家では、
食洗機の方がアレルギーが2倍多かった!
という結果があるんです。

 

まだ研究中の分野ですが
アレルギーの発症には
腸内細菌が関係しているという考えがあります。

これは

口から色々な細菌を取り入れた方が、
腸内細菌が豊かになり
アレルギーの発症リスクを抑えるというもの!

手洗いで
適度に菌が残っているくらいのほうが、
腸内細菌には良いということなのかもしれません。

 

腸内細菌を豊かにすることは
食物アレルギーにも効果があるといわれているので
取り入れてみるといいと思いますよ♪

 

これは注意!

ママの除去食はしないでオッケー

妊娠中や授乳中に
ママがアレルギー食品を食べないようにすると、アレルギー予防になる!

という話をネットで見ることがありますが、
色々な研究結果を総合的に見た結果
現在では『やる価値はない』
ということになっています。

これは、制限をすることによる
弊害の方が大きいからなので、

特別に医師から指示がないかぎりは
食事制限はしないで大丈夫ですよ♪

 

治療法ではなく、予防法

今回の記事に書いたことは
あくまで「予防法」です。

すでにアレルギーを診断されている場合の
離乳食の開始時期は
医師の指示にしたがってくださいね!

 

完璧に予防できるわけではない

皮膚から入ることだけが
アレルギーの原因ではないので、
上記の予防法をカンペキにやっても
アレルギーを完全に防げるわけではありません。

現時点でわかっているかぎりの予防方法、
ということになりますので、あしからず!

 

まとめ

  • 離乳食は遅らせない
  • かといって、早くあげすぎない
  • スキンケアを頑張る
  • 肌荒れは早く治す
  • 口周りはワセリン保湿
  • 食物オイルは塗らない
  • 石鹸はよく洗い流す
  • 食器は手洗いで

 

これが2019年現在でわかっている
ママができる予防方法8つです!

 

アレルギー予防の考えは
研究が進むにつれて
どんどん変わっていくので、

新しい情報が入ったら
その都度、この記事は更新していきますね♪

 

今、読んでくださった方も
何年か経って
次のお子さんが生まれた時には

そのときの最新情報を取り入れていただければと思います!

 

アレルギーに関することって
間違った情報が溢れているので

この記事が納得できる内容でしたら、ぜひママ友さんたちにもシェアしてあげてください。

正しい知識が広まって、アレルギーの子が
ひとりでも多く減ることを願っています♡

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おまけ

使ってるモノを教えてください!
とよく聞かれるので、書いておきます。

ローションは6種類試した結果、
アロベビーとメディスキンベビーが保湿力が良くて

コスパと使用感が良かったアロベビーの方をリピートしています♪
ムスコは超乾燥肌なんですが、これとワセリンを重ね塗りすると湿疹もできずとても良いです♪

アロベビー 国産オーガニックベビーローション

ワセリンはこれを使ってます♪成分は白色ワセリンで、衛生的にチューブタイプのものを選ぶと良いですよ。

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こっちは、
このワセリンの小さいバージョン!
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参考

  • Lack G:Epidemiologic risks foe food allergy.J Allergy Clin Lmmunol 121(6):1331-1336,2008.
  • Zutavern A, von Mutius E,Harris J,et al:The introduction of Solids in relids in relation to asthma and eczema.Arch Dis Child 89(4):303-308,2004.
  • Vickery BP,Scurlock AM,Jones SM,et al:Mechanisms of immune tolerance relevant to food allergy.J Allergy Clin Lmmunol 127(3):576-584,2011.
  • 食物アレルギーガイドライン
  • 鶏卵アレルギー発症予防に関する提言(日本小児アレルギー学会)
赤ちゃんができたら読む本

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