母乳育児

乳頭保護器① 短い乳首、陥没乳頭、扁平乳頭でも授乳はできる?

こんにちは!
助産師さきさん です♫

赤ちゃんがおっぱいを飲むときに、ポイントとなるもののひとつが『乳首』です!

母乳支援の本には『どんなおっぱいの形でも、赤ちゃんはおっぱいに吸いついて飲むことができる』と書いてあったりするのですが、

実際に現場で働いていると、乳首の大きさや形によりなかなか吸いつくことができなくて『赤ちゃんがおっぱいを飲まないんです〜(泣)』というママさんに、たびたび出会います。

おっぱいの形は自分ではどうしようもない?
そんな方は授乳ができないのでしょうか?

 

今回はその疑問と、場合によって試してみることを勧められる『乳頭保護器(ニップルシールド)』ってなに?をお話させていただきます!

 

乳首が『ない』とおっぱいを飲めない?

乳首の形は本当に人それぞれ!!

乳首がでっぱっていない『扁平乳頭(へんぺいにゅうとう)』や、へこんでいる『陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)』だと、赤ちゃんがおっぱいを咥えにくいことがあります。

これは、『形』が悪いのでしょうか?

 

・・・そんなことはありません!

乳首と乳輪、その下の組織(乳頭乳輪体)すべてを口の中に含むことによって、うまく吸いつくことができるようになると言われています。

つまり、乳首の形よりも重要なことは、乳頭乳輪体の『伸び』なんです!

 

「伸び」が良くなれば、授乳できるようになる

母乳の本に書いてある「どんなおっぱいでも、赤ちゃんは飲むことができます」というのは、伸びが良ければ飲めるよということなんです。

しかしこの『伸び』は個人差が大きく、赤ちゃんが産まれてすぐからよく伸びる人もいれば、初めは硬くて伸びにくい人も!

伸びにくい場合は、赤ちゃんに吸ってもらったりマッサージをすることで、少しずつ伸びるよう促してあげる必要があります。

 

赤ちゃんが産まれて授乳をスタートしたからといって、すぐに伸びるようになってくるとはかぎらないんですね。人によっては、伸びが良くなるまでに日数がかかるというのがポイントです!

 

「伸びが良くなる」までのお助けマンが、搾乳と乳頭保護器!

伸びがイマイチで『赤ちゃんがおっぱいにうまく吸いつけない期間』には、搾乳をして母乳を飲ませることがおすすめされています。

搾乳をして母乳をおっぱいの外に出すことで「おっぱいの中が空っぽだ!もっと作らなきゃ!」という働きがおこって、母乳量を増やすことができるからです♪

 

搾乳以外にできることが、もうひとつ。

それが、マッサージや乳頭保護器(以下、保護器)です。
保護器をつけることで、おっぱいに吸いつけるようになることがあるんです!

しかも、保護器を使って乳首ごと吸ってもらうことで『乳首の伸びが良くなる』効果があり、伸びたことで保護器を使わずにおっぱいを吸えるようになる!という、良い流れになることも。

 

つまり、おっぱいの伸びがイマイチで赤ちゃんが直接吸いつけない場合は、搾乳をして母乳量を増やしつつ、マッサージや保護器を使って吸ってもらうことで「伸びを良くする」ことができれば、どんなおっぱいでも授乳がきるようになるということなんですね。

 

この保護器。

合う方には良いアイテムなんですが、良いところもあれば悪いところもあって、使い方には色々と注意が必要でもあります。

こちらでは、乳頭保護器のメリットとデメリットを解説しましたので、参考になれば嬉しいです♪

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参考

  • 母乳育児支援スタンダード第2版 編集 NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会
  • よくわかる母乳育児 水野克己 他
  • 乳房ケア・母乳育児支援のすべて 編著ペリネイタルケア編集委員会
赤ちゃんができたら読む本

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