母乳育児

「母乳が足りない!」には種類がある!タイプ別の授乳のコツ②

こんにちは!
助産師のさきです♪

今回は「母乳が足りない」と悩むママに向けたお話の、第2回目です!

「母乳が足りない」と感じているママはよくいらっしゃいますが、これには大きく分けて3つのタイプがあります。

  1. 飲み方がイマイチなタイプ
  2. 母乳の量が少ないタイプ
  3. 母乳不足感タイプ

です。

前回は①飲み方がイマイチなタイプについて解説しました。

「母乳が足りない!」には種類がある!タイプ別の授乳のコツ①こんにちは! 助産師のさきです♪ 今回は「母乳が足りない」と悩むママに向けたお話を、3回に分けて書いていこうと思います! 「母乳が足...

今回は②母乳の量が少ないタイプを解説していきますねー!!

 

母乳の分泌量が少ないタイプ

前回解説したのは、母乳は作られているけれど飲ませ方がイマイチで、おっぱいの中の母乳をうまく吸い出せていなかったというタイプでした。

しかし今回はズバリ!
母乳量そのものが少ないタイプです。

母乳分泌を増やすことにアプローチをしていきましょう!!

 

母乳が増えるメカニズムは?

おっぱいの中に溜まっている母乳が赤ちゃんに吸い出されることで空に近くなると、「空っぽになっちゃうからもっと作らなきゃー!!」という反応がおこって母乳の作られる量は増えていきます。

そのため、

  • 1日にできるだけ何回も
  • なるべく空に近くする

この2つが最も大切なポイントになってくるわけです!

 

授乳は1日に8回以上、回数制限はしない

授乳回数の目安は1日に最低8回です。
単純計算で3時間おきということになります。

しかし、1日に8回授乳していれば母乳量が増えるという意味ではなく、回数は多い方が母乳は増えやすくなります。

そのため授乳は3時間おきなど回数制限はせずに、赤ちゃんが欲しがるだけあげていきましょう。

逆に眠りがちな赤ちゃんで授乳回数が1日8回未満になってしまう時は、寝ている赤ちゃんのおむつを替えるなどして優しく起こし、授乳の機会を増やすようにしましょう。寝ている赤ちゃんを起こすのがかわいそうでどうしてもできない、そんな方は搾乳をするのも手です!

 

夜間授乳をしよう

夜間の方が母乳ホルモンの分泌が良いため、夜間授乳をした方が母乳が増えやすいと言われています。

夜間授乳はつらいけど・・・母乳量を増やしたい!という場合は、夜間も時間をあけすぎることなく授乳回数をキープするのがオススメです。

 

1回の授乳でたっぷりと飲んでもらおう

おっぱいの中の母乳がなるべく空に近くなることで母乳量が増えるため、「1回5分ずつ」など時間を制限せずに赤ちゃんが飲むだけ飲んでもらいましょう。

母乳は出始めと終わりの方で脂肪分の量が変わっていきます。後半の方が脂肪分の量は多いので、母乳が空に近くなるまで飲んでもらうことで赤ちゃんの体重も増えやすくなるというメリットもありますよ!

とはいえ、吸わせておいたら30分でも40分でも吸い続けるというタイプの赤ちゃんもいます。そこまで頑張らなくてもよいので、赤ちゃんの飲みっぷりをよーく観察して、「これはもう、くわえているだけで大して飲んでないな!!」と感じたら終わりにするなど、自分たちなりの程よいペースを作ってみてくださいね。

 

大きい口で、深く吸いついてもらおう

「飲み方がイマイチタイプ」で書いたように、飲ませ方が大切です!

特に「1日に20回も授乳しているのに、母乳が増えません」というような方は、飲ませ方がイマイチでうまく母乳を吸い出せていない可能性があります。頻回に授乳をしていても実はずっと母乳は溜まったままになっているから、母乳量を増やすために必要な「空になりそうだからもっと作らなきゃ!」という働きがおこっていないのかもしれません。

飲ませ方は本当ーーーーに大切なので、こちらの記事を参考にしてくださいね!

「母乳が足りない!」には種類がある!タイプ別の授乳のコツ①こんにちは! 助産師のさきです♪ 今回は「母乳が足りない」と悩むママに向けたお話を、3回に分けて書いていこうと思います! 「母乳が足...

 

授乳のあとに搾乳をしよう

実は、赤ちゃんに十分に飲んでもらっても母乳は空になることはありません。常に一定量はおっぱいの中に残ります。

そのため、授乳の後に搾乳を併用し「母乳をより空に近づける」ことで母乳量を増やす効果が期待できるんです♪

実は私は産後の体調がものすごーく悪く、入院中は夜間授乳ナシで赤ちゃんは新生児室でお預かり。授乳は日中のみ1日5回程度しかすることができませんでした。

そこで、授乳の後に必ず搾乳をして母乳量を少しずつ増やし、体調がマシ(だけどまだ本調子じゃない)になってからは1日8回授乳をどうにかキープしつつ搾乳を続け、生後3週目に母乳だけで足りる量が作らるようになりました。

授乳の後に搾乳をするのは結構めんどくさいし大変ですが、こんな感じで効果的ではあるので、毎回は無理でも自分に余裕がある時はやっていくと良いでしょう。

ちなみに、搾乳機で出なくても手で搾乳すると案外出る!ということがあるので、搾乳機だけの単独使用はイマイチかな~と個人的には思っています。搾乳は手で搾乳か、手で搾乳と搾乳機での搾乳の併用がおすすめです。

母乳を増やす効果が高い搾乳機は!?

赤ちゃんが新生児集中治療室に入院しているなどの理由で、直接おっぱいを吸ってもらえない、搾乳しかない、というママにオススメしたい搾乳機があります。

それは電動のダブルポンプ式です。

ダブルポンプとは左右のおっぱいを同時に搾乳できるというもの。このタイプの搾乳機が母乳量を増やす効果が高かったというデータがあるんです。

性能が良いため高額なのが難点ですが、レンタルを利用すると良いですよ!長く搾乳が必要なママこそオススメです!

 

頑張りすぎずに、できることからやっていこう!

母乳を増やすために

  • 1日になるべくたくさん
  • 1回の授乳はたっぷりと
  • 夜間授乳も頑張って
  • 授乳のあとに搾乳もして

というのは疲れてしまうかもしれません。

母乳量を増やしたい!母乳だけにしたい!!という気持ちはとても共感しますし赤ちゃんを想うすてきな気持ちだなと思いますが、頑張りすぎて授乳自体がストレスになりママが笑顔になれなくなってしまったら本末転倒です。

前述したように、頻回授乳が良い!夜間授乳が良い!と重々わかっている私でさえ、一時期はできない時がありました。気持ちだけではどうしようもない時もあります。無理な時は無理なんです!!(笑)

育児でいちばん大切にして欲しいのは、ママの心と体の健康です。

頑張りすぎず、ストレスが溜まらない範囲で「できることをやっていく」のがオススメですよ♡

できることからコツコツと、やっていきましょうね!

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