こんにちは!
助産師さきです。
今回は新生児から使える抱っこ紐、ベビーラップのご紹介です。
ベビーラップとは1972年に創業したドイツのディディモスという会社が開発した、抱っこやおんぶのための長い一枚布のアイテムです。現在は世界の様々な国のメーカーから販売されています。
長い一枚布で抱っこ??と言われてもイメージが湧きませんよね。説明するより画像の方がわかりやすいと思うので、まずは見てみてください。こちら!
1ヶ月半の子どもをベビーラップで抱っこしているところです。布を体に巻いている感じがわかるでしょうか。
巻き方は何通りもあって、これは新生児からOKな「ラップクロスキャリー」という巻き方です。月齢や抱っこの仕方、布の長さなどにより様々なバリエーションを楽しむことができます。
ベビーラップの良いところ
ベビーラップの良いところは、長い布をママと赤ちゃんの体に合わせて巻いていくため、どのような方にもぴったりとフィットすることです。
ママとぴったり密着することで赤ちゃんが落ち着きやすいという効果もありますし、肩や腰だけではなく背中全体を布で覆うことでママの体の負担も少ないと言われています。
子どもの成長に合わせて調整できるため、新生児から大きくなるまで使い続けることができます!ママとパパで共有することも可能。
さらに巻き方によって、前抱っこ、腰抱っこ(体の横に抱っこする方法)、おんぶもすることができます。
一枚布なので、人によってはママのストールや膝掛けにしたり、外出先のオムツ替えシートや授乳ケープ代わりにしたりと色々な使い方ができるのもポイント!
色や柄がたくさーーんあるのも魅力で、自分らしさを出したい人やオシャレさんにもオススメです!
他にもオススメしたいのは、小柄な人!!
たとえば王道の抱っこ紐「エルゴ」は海外製なので、小柄な日本人には大きすぎることがあるんです。背が低い私はまさにそのタイプで、購入したもののわが家ではパパ専用になっています。
(もちろんエルゴもサイズが合っていれば良い抱っこ紐で、パパは快適に使っていますよ〜!)
ベビーラップはこんな人にオススメ
- 今の抱っこ紐がなんだかしっくりこない
- 肩や腰がやたら凝る
- 新生児から長く使えるものが欲しい
- 人とは違うもの、自分の好みに合った柄の抱っこ紐を使いたい
そんな方に良いですよ!
ただし、巻くのにはちょっと慣れが必要
YouTubeでたくさん巻き方が出ているのでそれを観ても良いですし、直接教えて欲しい!!という人は、前述したベビーラップの老舗メーカー「ディディモス」のホームページに講習会や1対1で教えてくれる個人講習の案内が載っています。
購入を悩んでいる方は、まずはそういった講習で試してみるのも良いでしょう。
特に、首座り前から使ってみたい!という場合は教えてもらうのが安心でオススメです。赤ちゃん人形を使って妊娠中に教えてもらうこともできますよ。
抱っこって毎日のことだから、自分に合うアイテムに出会えると育児がラクに楽しくなって良いですよね♫
「世界中どこからでも 育児の学びと相談を」をコンセプトに、オンラインでの個人相談や講座、情報発信を行っています。