母乳育児

乳腺炎を繰り返す原因は?繰り返す理由と対処法

こんにちは!
助産師のさきです♫

『乳腺炎』とは、母乳育児をしている間であれば誰でも経験する可能性があるものです。

文献によって差はありますが、3〜20%の頻度でおこると報告されています!

乳腺炎を繰り返すことで『母乳育児がつらい‥‥もう辞めたい』と思うママさんもいますが、繰り返す原因とは何なんでしょうか?

今回はこれを解説していきますー!

 

一度乳腺炎になると再発しやすくなる

実は、乳腺炎が再発する確率は4554%という研究が複数あるんです!これは約半数の人がまた乳腺炎になるということ。かなりの高確率ですよね!!

『なんで私だけこんなに乳腺炎を繰り返すの?泣』と悩む方がいらっしゃいますが、そもそも一度なるとまたなりやすいというのが特徴です。

 

乳腺炎になる原因は?

食事は関係しない

ネット上では『これを食べると乳腺炎になる!』というように、食事が原因と書いてあるものをよく見かけますが、現時点では特定の食事が乳腺炎のリスクを高くするエビデンス(根拠)はありません。

ちなみに家畜の場合は食事によって乳腺炎のリスクが上がることがわかっていますが、よく言われる『ケーキや甘いもの(=脂肪や砂糖)が良くない!』のではなく、ビタミンE、Aなどが関係します。

私たちヒトの場合は、乳腺炎のリスクを下げるために食事を制限する必要はありませんよ!

 

乳腺炎の主な原因は『母乳のうっ滞』

食事が原因ではないのなら、何が原因なのでしょうか?

それは『母乳のうっ滞』です!

うっ滞とは、母乳の流れが悪くなっておっぱいの中に過度に溜まってしまっている状態です。うっ滞していている場所が痛くなったり腫れたりしてしまいます。

さらにうっ滞したことで、細菌が感染してしまうこともあります。これが乳腺炎の主な原因です。

 

乳腺炎を繰り返さないためには?

母乳がうっ滞してしまう原因は色々です。一例を挙げてみると‥‥

外側からの刺激によって、母乳の流れが悪くなってしまう原因

  • きついブラジャー
  • シートベルト
  • 抱っこ紐、おんぶ紐でおっぱいが圧迫される
  • 授乳中のおっぱいを押さえるママの手が強すぎて母乳の流れを悪くしている

 

母乳をうまく外に出せていない原因

  • 授乳中の赤ちゃんの抱き方や、おっぱいの咥えさせ方がうまくいってない
  • 授乳の回数が少なかったり、授乳の間隔が長い
  • 急に授乳の回数が減った、授乳をやめた
  • 赤ちゃんがいつもより短い時間しか飲まず、溜まってしまった
  • 母乳の分泌が多すぎる
  • 乳首に白斑(白いプツッとしたやつ)などができている

 

このように、色んな要因があげらます。

特に授乳中の抱き方や吸わせ方が乳腺炎の原因になっている場合、それらを変えなければ繰り返しやすいといえるでしょう。こういった理由が再発率の高さと関係しているのかもしれません。

まずは、自分の乳腺炎の原因が何であるのかを考えることがとても大切です!

 

母乳がうっ滞しない工夫を!

乳腺炎の予防には、母乳がうっ滞しないように心がけることが1番です。

ちなみに私自身は外出していつもより長い時間、授乳をしなかったことをきっかけに乳腺炎になりました!

本気で痛かったです‥‥思わず痛み止めを飲んだほど(笑)

(授乳中に飲んで良い市販の鎮痛薬はコチラ。痛いと母乳がピューっと出る射乳反射がおこりにくくなっちゃうので、痛みをなくすことは乳腺炎の改善をしやすくする効果があります)

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私のように普段より長い時間授乳をしなかった時などは、子どもにいつも以上にしっかり飲んでもらうと良いでしょう。

自分の乳腺炎は何が原因であるのか、母乳がうっ滞しやすい要因はないかを考えて、上手に予防していきましょう!

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参考

  • 母乳育児支援スタンダード第2版 編集NPO法人日本ラクテーションコンサルタント協会

 

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